情報公開資料
2017年度事業報告、2017年度決算書、2018年度事業計画、2018年度予算書をアップしました。
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2017年度事業報告、2017年度決算書、2018年度事業計画、2018年度予算書をアップしました。
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2018年6月24日に開催した記念講演「福祉サービス第三者評価について」(厚生労働省社会・援護局福祉基盤課課長補佐 丸谷裕様)のレジュメをアップしました。
→ PDF:「福祉サービス第三者評価について」
6月24日の理事会および定時総会により、新任期の役員(理事および監事)が選任されました。
→ PDF:理事・監事名簿
会長は新津ふみ子(再任)、副会長は奥田龍人、右京昌久(いずれも再任)。また、当法人の設立時からの理事であった叶井泰幸が退任し、あらたに田崎基が選任されました。任期はいずれも2年間です。
6月24日(月)、東京都文京区内で2018年度定時総会を開催し、会員の皆さまの参加を得て2017年度事業報告・決算および2018年度事業計画・予算が承認されました。また任期満了に伴う役員改選が行われ、新津ふみ子会長以下、新任期の理事および監事が選任されました。
総会終了後は、記念講演として厚生労働省社会・援護局福祉基盤課課長補佐丸谷裕さんから福祉サービス第三者評価事業をめぐる施策動向などに関する貴重なお話を伺いました。
そのほか、3名の会員(特定非営利活動法人アスク・佐藤由紀子さん、特定非営利活動法人福祉経営ネットワーク・岡田賢宏さん、公益社団法人新潟県社会福祉士会・田崎基さん)からの活動報告をもとに情報交換を行いました。
総会で議案の説明を聞く会員の皆さま
議案の説明をする新津会長(右)と議長を務めた奥田副会長(左)
厚生労働省 丸谷裕課長補佐(左)/活動報告 佐藤由紀子さん(中央) 田崎基さん(右)
会員 田崎 基
沖縄県(沖縄県福祉サービス第三者評価事業推進組織)から全国福祉サービス第三者評価調査者連絡会(以下、第三連)に「沖縄県福祉サービス第三者評価調査者研修会」の講師依頼があり、新津会長と私が講師として沖縄県に派遣されました。
私は3日間の研修のうち、平成29年8月31日(木)の午後半日「内容評価基準(高齢者福祉サービス版・障害者、児福祉サービス版)」、平成29年9月1日(金)「調査手法(利用者調査、書面審査、訪問調査)」を担当しました。
具体的には、内容評価基準研修は、全社協から発売された「福祉サービスの第三者評価 受け方・活かし方」を活用してポイントの説明とグループワークを含めて実施しました。調査手法研修は「福祉サービス第三者評価事調査員マニュアル Version2」を用いて、基本的な点を中心に講義と演習を行いました。演習ではサンプルとなる事業所の資料がなかったため、評価項目を限定して自己評価データの数値から読み取れる傾向や、事前資料の当年度と前年度との比較で何が読み取れるかといった「事業所の特徴」について調査員として仮説を立てる演習を中心に行いました。
沖縄県の状況についてですが、既に第三者評価を熱心に丁寧に実施している評価機関があり、新たに評価機関 1 か所が立ち上がったことから、30名以上と多くの方が研修に参加されていました。参加者の皆さまの大半が豊富な福祉現場での経験のある方であり、演習での意見や着眼点も的確であり、今後評価調査者としての活躍が楽しみな方ばかりでした。また、沖縄県の取り組みとして、単年度事業としつつも保育所、社会的養護施設以外の事業所に、第三者評価受審のための助成金制度を設けるなど先駆的な取り組みも実施されていました。
私は研修講師として地元の新潟県では評価調査員養成研修の経験はありましたが、他県を担当することで、より具体的で実践的な研修内容が求められていると感じました。評価調査者の質の向上が、いつも我々の共通の課題とされていますが、研修内容について第三連や全社協で各県の方法や手法、好事例等から、再度、プログラムや教材、演習、実習等について協議、見直しすることで、より効果的な評価調査員養成研修のあり方について検討することが求められているように感じました。
個人的には研修1日目終了後に、研修参加者の有志の皆さまと懇親会でいただいた泡盛と、沖縄の人の温かさ、南国沖縄の雰囲気が思い出に残った研修会となりました。観光は残念ながらほぼできませんでしたので、今度はもっとゆっくりと沖縄を訪れたいと思います。
時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、本連絡会では、福祉サービス第三者評価制度に携わる評価調査者の資質の向上に資するため、下記のとおり研修会を開催いたしますので、ご参加ください。
(東京会場では同日午前10時からシンポジウムを開催しますので、あわせてご参加ください。)
受付開始:いずれも13:00から
利用者のサービス選択を広げる福祉サービス第三者評価に!
― 平成29年度社会福祉推進事業(厚生労働省補助事業)―
“利用者の適切なサービス選択に資するための情報となること”
それは福祉サービス第三者評価事業の大切な目的の一つです。
では、その現状はどうか、関係者はどう取り組んでいるのか、
課題は何か、それを皆様と一緒に考えたいと思います。
一般社団法人全国福祉サービス第三者評価調査者連絡会
会長 新津ふみ子
福祉サービスを必要とする人におけるサービス選択の意義(仮題)
[講師] 山崎美貴子さん
神奈川県立保健福祉大学 顧問/全国社会福祉協議会福祉サービスの質の向上推進委員会委員長
『サービス利用者の選択』に福祉サービス第三者評価はどう役割を果たせるか
-福祉施設、評価機関の取組みから-
久木元 司さん(社会福祉法人常盤会理事長)
中澤 富之さん(社会福祉法人南魚沼福祉会 魚野の家 サービス管理責任者)
財前 亘さん(社会福祉法人クムレ副理事長)
右京 昌久さん(社会福祉法人岩手県社会福祉協議会事務局次長)
[コーディネーター] 新津 ふみ子(一般社団法人全国福祉サービス第三者評価調査者連絡会会長)